ドラゴンズバック・トレイルのスタート地点は、土地湾（To Tei Wan）のバス停の隣にあります。右手には大潭湾（Tai Tam Bay）があり、樹林帯の下には、小さな砂浜と村の名前の由来となった土地湾（To Tei Wan）の小さな湾が見えます。ハイキングの前に、静かなビーチを散歩して、スタンレーや紅山（Redhill）半島、さらに大潭郊野公園（Tai Tam Country Park）を眺めるのもいいだろう。ビーチまでは道路を渡り、標識のある道を下って10分ほど。戻ってきたら、ドラゴンズバック・トレイルの始まりは道路を渡ったところにある。

ドラゴンズバックは、ザ・ピークから始まる50kmの香港トレイルの第8ステージであり、最終ステージでもあります。この稜線ルートは、ハイカーやトレイルランナーの間で香港で最も人気のあるコースです。日陰の未舗装の道を少し登ると、500メートルの急勾配の階段があり、そこから先が石澳半島展望ポイント（Shek O Peninsula Viewing Point） になります。素朴な木製のテラスにあるL字型のベンチは、座って痛む筋肉を休めるのにいい場所です。石澳半島（Shek O Peninsula）の感動的な眺望を楽しみながら、涼しい沿岸の風を顔に感じ、再び出発しましょう。

標高284mのシェクオー・ピークまで登るには1時間以上かかり、体力も消耗するので、自分のペースで楽しんで歩きましょう。トレイル沿いの灌木や木々の隙間からは、石澳湾（Shek O Wan）の広大な海岸の景色をこっそり眺めることができますが、山頂に到着すると眺めはさらに良くなります。錆色をしたのどかな広場からは、石澳半島周辺の田園風景が一望できます。大浪湾（Big Wave Bay）の方角を見れば、ドラゴンズバック（Dragon's Back）の名前の由来がわかるはずです。緑豊かな尾根を横切るトレイルの砂のラインが、最後に大浪湾ビーチのそばでカーブして戻ってきます。ここは、美しい海岸の風景をインスタ映えする写真に収めるのに最適な見晴らしの良い場所です。

ドラゴンズバック展望ポイント（Dragon’s Back Hike Viewing Point）は、360度見渡せる海岸沿いの絶景を楽しめるもうひとつの休憩スポットで、天気がよければ、スタンレー（Stanley）や大潭湾（Tai Tam Bay）、さらに南西のラマ島（Lamma Island）まで見えるかもしれません。ぐるりと回って、大潭湾の荒々しい海岸線と周囲のなだらかな丘陵地帯の印象的で癒される景色を楽しんでください。

馬塘坳（Pottinger Gap）は、明るい緑の木々に囲まれたオープン・エリアです。ここには日陰を提供するパビリオンがあります。ドラゴンズバック展望ポイント（Dragon’s Back Hike Viewing Point）からの長いハイキングを終えた後は、大浪湾（Big Wave Bay）への急な下り坂に挑戦する前に、ゆっくり休んでください。このスポットからは、柴湾（Chai Wan）の高層ビルが緑豊かな丘の上に顔を出している素晴らしい景色を眺めることができます。

ハイキングの終着点である大浪湾（Big Wave Bay）が近づいてきました。もうすぐです。コンクリートで舗装された丘の階段を慎重に下って大浪湾（Big Wave Bay）に向かい、道標に従ってビーチに進みましょう。水際まで下っていくと、丘の中腹の木々や低木の隙間から、この小さくて手つかずの白砂の場所が垣間見えるはずです。印象的な波で知られるこのビーチは、長い間、街の海を愛する人たちを魅了してきましたが、家族連れや観光客も、くつろいだり、景色を写真に収めたり（特に夕暮れ時）、公認のバーベキューエリアでバーベキューを楽しんだりするために訪れています。ビーチにはトイレ、シャワー、更衣室などの設備が整っているので、リフレッシュしたり、海で涼んだり、ビーチフロントのファーストフード売店でビールを飲んで筋肉の痛みを和らげたりして、忘れられないハイキングの成功を祝いましょう。

エキサイティングなハイキングで体力を消耗したら、バスで筲箕湾（Shau Kei Wan）に戻ってエネルギーをチャージしましょう。MTR筲箕湾（Shau Kei Wan）駅近くの筲箕湾東大街（Shai Kei Wan Main Street East）には、レストラン、カフェ、香港式茶餐廳が揃っています。麺類、エッグ・ワッフル、サテーなど、西洋料理から東洋料理まで幅広く楽しめます。