The Airport Authority Hong Kong has launched a new Refund Application Platform for the air passenger departure tax (APDT) starting from 1 October 2025. Eligible passengers who have paid the APDT at the time of purchasing the air tickets may easily apply for tax refunds by simply uploading supporting documents to the platform. For more details, please visit the website www.APDTRefund.hk.
元朗(Yuen Long)は、香港の有名な維多利亞港(Victoria Harbour)よりも、むしろ中国本土の中心都市で深圳(Shenzhen)までの距離が近いため、旅先の候補に挙がることはないかもしれませんが、この街を忘れるべきではありません。美しい自然の景色や、湿地と野生生物、豊かな歴史遺産、原居民コミュニティ、そして都会の喧騒 - こうしたものを体験してみるためにも、新界北西部の宝とでもいうべきこの地区には、寄り道してみるだけの価値があります。
元朝(1271~1369年)末期から中国系移住者が居住してきた元朗(Yuen Long)は、原居民文化を知りたい人や、家族経営の老舗食堂を求める食通たち、バードウォッチャー、自然保護活動家、自然を愛する家族連れには絶好の場所です。
香港の原居民の魅力的な歴史と文化に興味がある人にも、おすすめのスポットがあります。屏山文物径(Ping Shan Heritage Trail)の道沿いには、祠堂(先祖の霊廟)や寺院、周囲に壁を巡らせた集合住宅、そして香港最古の楼台があります。こうしたものが現在も、初代鄧族移住者の末裔によって維持管理されているのです。昔ながらの食堂や、老舗の茶館、屋台村、活気のある生鮮市場が並ぶその様子は、ノスタルジーそのものです。
都会の喧騒を逃れたいならば、低地に広がる湿地に行ってみましょう。水路が縦横に走り、生き物や草花がそこかしこに見られます。家族連れなら、素晴らしいビジターセンターのある香港湿地公園(Hong Kong Wetland Park)で一日を過ごすのがおすすめです。それに対して、西の端にある下白泥(Ha Pak Nai)は、一方を山々に、他方を后海湾(Deep Bay)のきらめく海に挟まれ、香港で一番の夕日のスポットだという人もいます。スマートフォンのカメラを用意して、レンズを向けたら、シャッターを切りましょう。
屏山文物径(Ping Shan Heritage Trail)を散策。鄧族の歴史的文化を学びましょう。
又新街(Yau San Street)のグルメ通りで、ワンタン麺など地元料理を味わいましょう。
百鳥塔(Aviary Pagoda)の最上階から元朗(Yuen Long)の街を360度見渡せます。
米埔自然保護区(Mai Po Nature Reserve)で、絶滅危惧種のクロツラヘラサギなど野鳥の群れを観察。
下白泥(Ha Pak Nai)に向かい、マングローブの浜辺で夕日をスナップ。香港で一番の撮影スポットです。
麦理浩径(MacLehose Trail)でハイキング。