2018 / 10 / 5 / Fri.香港迷のおすすめ

女優伊藤修子さんに聞く。
ひとりでも気ままに歩きまわる趣味の香港旅

インターネットの普及により、観光名所めぐりのほか、趣味や興味のあることを目的に旅をする人が増えています。なかには映画や歌手のコンサートがきっかけとなって訪れるうちに、リピーターになってしまう人も。

趣味を通じて香港へ。最初は少し怖かったひとり旅

2018年に放送されたドラマ「おっさんずラブ」で主人公の同僚で、うわさ好きのおばちゃん「まいまい」こと瀬川舞香役が印象的だった女優の伊藤修子さん。彼女は、趣味をきっかけに香港を訪れ、香港迷(広東語で「香港ファン」の意味)となったひとり。伊藤さんは2017年に初めて香港を旅して以来 、一年間で4回も現地へ渡航しているとのこと。伊藤さんが香港にハマったきっかけや、訪れる際の旅のスタイルを伺いました。

伊藤さんのSNSより: Instagram@itoshuko / Twitter@ito_Shuko

― 伊藤さんが香港にハマったきっかけを教えてください。

大学の2年生のころから、ジャッキー・チェンの出演作品をはじめ香港映画や香港歌手が好きで、いつか香港に行ってみたいと思っていたんです。そんななか、どうしても欲しいサミュエル・ホイ(許冠傑)のCDが日本では見つからなかったので、いっそ現地に行って買おうと現地を訪れたのが 私の最初の香港旅行になりました。ちょうどLCCで飛行機のチケットを手ごろな価格で入手できたのも良いきっかけでした。

― その時はどなたと行かれたのですか?

海外旅行は基本的にひとりで行きます。なかでも香港はアジア初の旅行先でした。最初に行った際はひとりで宿泊するのがちょっと不安だったのと、移動時間も4時間くらいと短いので、深夜便を利用した日帰り旅行にしました。その後は、コンサートや演劇鑑賞を目的に日帰りや宿泊で香港旅行を楽しんでいます。

― 初めて香港に行った時の印象はいかがでしたか?

地下鉄が充実しているので移動は日本と同じ感覚で利用でき、便利でした。最初の旅では、言葉が分からず、レストランでの注文は怖かったのでコンビニエンストアでご飯を買ったりしていました。でも、怖さはすぐになくなり、2回目の旅からは度胸もついて、喫茶店などにもひとりで入っています。

街歩きをしながら、気ままに趣味を楽しむ旅のスタイル

伊藤さんのSNSより: Instagram@itoshuko / Twitter@ito_Shuko

― 香港ではいつもどのように過ごされていますか?

基本的にはコンサートや演劇の鑑賞がメインなので、開演までの時間に大好きなショウ・ブラザーズ(※1)の映画や、好きな歌手のCDを探してショップをまわっています。先日も、モンコックで廃盤になっているものを見つけて、大量に仕入れてきました。ちなみに、コンサートや演劇のチケットは、日本で予約して、現地で発券しています。

※1:ショウ・ブラザーズは、60年代~70年代の香港の映画の黄金期を作ったと言われる映画会社


― 喫茶店めぐりがご趣味とのことですが、香港でも行きましたか?

日本でも喫茶店めぐりが好きなので、香港でも茶餐廳(チャーチャンティン)で休憩したり食事をしたりしています。実は、独学で広東語の勉強もしているので、発音はまだまだですが、徐々に読めるようにもなってきたんです。その成果もあって、この間は茶餐廳で麺の種類を変える注文もできました。

伊藤さんのSNSより: Instagram@itoshuko / Twitter@ito_Shuko

― 日本の喫茶店との違いはありますか?

香港の喫茶店は風情があって、いい意味で下品で、独特な雰囲気が好きです(笑) 。うっかり高額のお札で支払いをしてしまったときに、お店のおばちゃんにあからさまに嫌な顔をされて委縮してしまったこともありますが、そういったことも含めて面白いですね。

― 香港の情報はどうやって探していますか?

インスタグラムなど、ネットで検索したり、ガイドブックで探したりしています。ただ、欲しい雑貨などは、ガイドブックに載っているようなお店だと売り切れてしまっていることもあるので、自分の嗅覚を頼りに、中心から外れた街を歩き回って見つける事が多いです。

― 伊藤さんの嗅覚が効いて、何か掘り出しものはみつかりましたか?

石硤尾(シェッキップメイ)の生活雑貨のお店で、茶餐廳で使われているような、カップ&ソーサーや、ポットを購入しました。ゆくゆくは、自分の部屋を香港映画のような世界にしたいと思っています。この間も茶餐廳でよく使われているカラフルなお皿を探し回って、やっと少し寂れたようなお店で見つけました。

伊藤さんのSNSより: Instagram@itoshuko / Twitter@ito_Shuko

― 香港で必ず食べるようなものはありますか?

スイーツ屋さんで楊枝甘露(読み:ヨンジーガムロウ/マンゴーピューレ、ポメロ、タピオカの入ったデザート)を買って食べたら、美味しくてスッと涼しくなったので、ハマりました。香港を訪れたら、必ず1回は楊枝甘露を食べています。

バスはオクトパスカードで簡単! 行動範囲を広げて、プチプラアイテムもゲット。

伊藤さんのSNSより: Instagram@itoshuko / Twitter@ito_Shuko

― 観光地にはどこか行きましたか?

いわゆる普通の観光地にはあまり行かないのですが、先日香港に行った時は、バスでスタンレーまで足をのばしてみました。バスも最初は不安でしたが、オクトパスカードを使えば意外と簡単に乗れるんですね。先日は、そのスタンレー・マーケットで、お店の人が勧めてくれたB級品のブラウスを買いました。50香港ドルだったので、日本円で1000円以下と、安かったです! 本当はもっとゆっくり見たかったのですが、あまりに山積みで全部見られなかったのが残念でした。

― 早朝に香港に到着した時はどう過ごされているのですか?

空港で時間をつぶすのももったいないので、朝早くから開いているお店を探します。先日は、6時からやっている堅尼地城(ケネディタウン)のマーケットを見つけて、サラッとして快適だと評判の下着を買いました。ちょうど良いサイズがなくて、無理やりおばちゃんに1つ上のサイズを買わされてしまったのですが、着心地は良いです(笑)。その後は、上環を歩き回ったりしているうちにホテルのチェックイン時間になりました。

今後はゆっくり滞在、ハイキングなども楽しみたい

伊藤さんのSNSより: Instagram@itoshuko / Twitter@ito_Shuko

― 今後香港でやってみたいことや行ってみたい場所はありますか?

今後も観たいコンサートや舞台を見に行く機会があると思うのですが、それとあわせて喫茶店めぐりも楽しみたいですね。 あと、できたら香港の山のほうでハイキングをやってみたいです。それと、海洋公園(オーシャンパーク)や、元朗(ユンロン)のほうにも足を伸ばしたいですね。普段は日帰りが多いのですが、本当は1週間くらいゆっくりしてみたいと思っています。いずれにしても、観たいコンサートがあれば、積極的に香港には訪れてみたいです!

伊藤さんのSNSより: Instagram@itoshuko / Twitter@ito_Shuko

― 最後に、香港で一人旅をしてみたいと思っている方にアドバイスはありますか?

う~ん、そうですね・・・香港は、地下鉄が発達しているので日本と同じ感じでスイスイと移動できるので、あまり心配せずに行ってみてください!

俳優・コメディエンヌ: 伊藤修子

1977年神奈川生まれ。趣味は編物、喫茶店巡り、香港映画の観賞など。
主な出演作品は、ドラマ「おっさんずラブ」(EX)や「セシルのもくろみ」(CX)など。
2018年10月6日(土) 23時40分 放送スタート
「結婚相手は抽選で」(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)に出演

掲載情報は、2018年10月時点の内容です。