
07年に米国を抜き、日本農林水産物の輸出先は香港が4年連続世界一位。中国本土や東南アジアにも商品や技術、サービスをアピールできるとあって、今、香港での見本市や展示会が、日本企業や自治体から注目を集めています。食品や電気機器、ジュエリーなど、さまざまな展示会が開催され、各国の商品を買い付けできるのも魅力。上手に活用すれば、ビジネス拡大につながります。
日本から約4 時間と近くフライトも充実
日本から約4時間のフライト。日本との時差は、マイナス1時間です。フライトによる疲れや、時差ボケの心配がないのはもちろん、欧米などに比べて出張日数や経費が大幅に節減できるのも大きなメリットです。
現在、日本から香港へのノンストップ便は、週に161便(2011年4月1日現在)。経由便を入れると、さらに多くのフライトが利用可能に。スケジュールが立てやすく、日本各地から参加しやすい環境です。

安心のサポート・サービス
ブースデザイン・施工から貨物輸送や梱包に至るまで、展示会に必要な全てを請け負う専門業者がそろい、展示会がスムーズに運営できるよう、きめ細かなサポートを提供しています。さらに、香港エキシビション&コンベンション協会(HKECIA)には90社以上の企業が加入。展示会主催者に総合的なサービスを提供しています。
また、香港貿易発展局(HKTDC)主催の展示会に出展者、ビジターとして参加する場合には、カスタムメイドの企業引き合いサービス「カスタマイズド・ビジネス・マッチング(CBM)」も利用可能(別途料金)。経験豊富な日本オフィスのスタッフが、12万社の香港バイヤー、製造企業、サービス企業のデータベースから適切なパートナー候補を探します。手軽な料金で多くの時間や労力を節約できるので、是非とも活用したいところです。さらに、香港や中国本土への投資、事業展開、現地企業との取引や合併・技術提携を検討する日本企業は、HKTDC「ビジネス・アドバイザリー・サービス(無料)」も利用できます。
また、香港で開催される80本弱の展示会の主催社は日本にもオフィスがあり、日本企業の出展・来場をしっかりとサポート。展示会への出展・来場を検討の際は、気軽に相談してみましょう。(日本の各オフィスへのお問い合わせ先はこちら)
●カスタマイズド・ビジネス・マッチング(紹介の種類によって料金は異なります)
| 「香港企業に売り込む」 |
| 代理店&ディストリビューター探し |
問い合わせ1件につきマッチング料金US$300
(申込料金US$20 含む)
※最大3社までをご紹介 |
| 製品のバイヤー探し |
| サービスの提供 |
| 技術移転 |
| その他の戦略パートナー探し |
| 「香港企業から調達する」 |
| 製品サプライヤー探し |
問い合わせ1件につきマッチング料金US$100
(申込料金US$20含む) |
| サービスプロバイダー探し |
| オプショナルサービス |
| アポイントメントを取る |
1件につきUS$70(申込料金US $20 含む) |
言葉の壁も安心
街なかでもほとんどの場所で英語が通じるため、アジアのほかの都市よりコミュニケーションがスムーズです。もちろん、国際展示会のコミュニケーションは英語なので、商談などがしやすいのもポイントです。
展示会・見本市と一緒に観光も楽しむ
香港には、さまざまなテーマパーティーやアクティビティー、文化体験など、魅力的な素材が豊富にそろっています。展示会の前後に、各種素材との組み合わせが容易にでき好評です。
■団体用プランの詳細はこちら>>

中国本土、アジア
そして世界へのゲートウェイ
香港は、急速に成長を遂げる中国本土やアジア諸国の経済と世界を結ぶ国際マーケット。毎年120以上の大規模な展示会が開催され、業界向け(B to B)展示会のみでも、中国本土や世界各国から約56万6000人が訪れます(09年統計)。中国本土やアジア各国からのバイヤーにも人気が高く、日本のさまざまな技術やサービスを香港内だけでなく、急成長する中国本土・アジア諸国のマーケットにもPRできることは香港開催の展示会に出展する非常に大きなメリットです。

ビジネス・フレンドリーな環境
ビジネスインフラ、金融、法律、プロフェショナルサービス、そして低率でシンプルな税制度など、さまざまな面で「世界で最も自由な経済都市」として、高く評価されている香港。資本や物品、知的所有権や無形財産の保護、さらに展示品に対する物品税の保税措置なども整っており、国際ビジネスにおいてアジアで最も人気の高い都市です。このことは、6000社近い企業がそれらの利点を活用し、地区本部やオフィスを香港に設けていることからも明白といえます。
●香港の税制度
| |
香港 |
シンガポール |
中国本土 |
| 法人税 |
最高 |
16.5% |
最高 |
18% |
標準税率 |
25% |
高度/新技術企業
(地域に
よっては0%) |
15% |
| 所得税 |
最高 |
15% |
最高 |
20% |
累進課税 |
5.45% |
付加価値税
/ 消費税 |
|
0% |
(例外あり) |
7% |
(例外あり) |
17% |
| 免税収入 |
オフショア収入 |
送金受取収入(一部) |
原則全ての収入に課税 |
| 配当収入 |
船舶収入(一部) |
| キャピタルゲイン |
外国投資家による予め定められたファンドからの収入およびキャピタルゲイン |
金融機関からの
預金金利収入 |
| 源泉徴収税 |
ロイヤリティー
収入 |
5.45% |
ロイヤリティー
収入 |
10% |
配当金収入 |
10% |
ロイヤリティー
収入 |
10% |
| 金利、家賃収入 |
15% |
金利収入 |
10% |
技術支援料、
取締役報酬 |
20% |
キャピタルゲイン |
10% |
出展:インベスト香港
中国マーケットへのアプローチに優位
08年の金融不安後の世界不況にあっても、なお成長を続ける中国マーケット。10年には中国の名目GDPが日本を抜き、世界2位となっています。現時点では、海外企業が中国本土のマーケットへ直接参入することはまだ問題が多くありますが、これらの問題は香港経由で市場参入すれば解決可能といわれています。中国本土と比較し、香港の優位性といわれているのは下記のポイントです。
●関税がゼロである(香港は関税・増値税ともにゼロ)
●輸入規制が少ない
●空輸の便数が多く、安価である
●民度が高い(香港は日本と同等の所得水準)
●法体系・物流システム・国際取引習慣〈ビジネス上の常識〉・言語など、高度なインフラが整備されている
●知的所有権がきちんと保護されている
●日本製・日本産に対する信頼度が高く、販売しやすい
●中国市場向けに日本企業の商品・技術をカスタマイズできる
●中国本土・アジア各国へのショーウィンドウ効果が期待できる
●展示会に出展する場合、ブース造作のクオリティーが高い
これらの点を踏まえると、香港の展示会を活用し、中国本土マーケットへ参入を図る企業が多いのも納得がいくといえるでしょう。

●中国・香港の日本の食品に対する意識
| |
中国本土 |
香港 |
| 購入経験 |
68% |
97% |
| 健康志向 |
91% |
81% |
| 安全志向 |
85% |
70% |
出展:日本政策金融公庫 中国消費者動向調査(n=北京・上海・香港各2,000)
●日本の輸入食品購入経験がない人の買わない理由(中国)
1. 日本が嫌い 61%
2. 価格が高い 43%
3. 近所に売っていない 31%
4. 本当に日本産であると信頼できない 26%
出処: 日本政策金融公庫 中国消費者動向調査 (n= 北京・上海・台湾・香港各2,000)

世界の調達拠点
4時間以内にアジアの主要都市に到着でき、5時間以内に世界人口の半分に到達できる便利なロケーションに位置するため、香港では出展企業の国際色が豊かなことも大きな特徴です。展示会によってばらつきがあるものの、ほとんどの展示会において、少なくとも60%以上が海外からの出展となっています。アジア諸国はもちろん、欧米企業による出展も多いため、遠くまで買い付けに行かずとも、香港でさまざまな地域のプロダクトを比較しながら買い付けができます。
買い付けに行くための時間や費用を削減でき、世界中の商品を実際に手にとって確認できるのは、香港の展示会のアドバンテージといえるでしょう。

香港の立地:4時間以内にアジアの主要都市、5時間以内に世界人口の半分に到達できます
展示会で商談後は珠江デルタ地域で工場視察や買い付けも
工場視察や買い付けも中国南部に位置し、人口4780万人、中国全体の輸出入高の約27%を占めるといわれる珠江デルタ地域には香港資本だけでも約6万と数多くの工場があります。そのなかでも主要地域となる深圳へはわずか40分、珠海は1時間、広州までは1時間30分〜2時間の距離という好ロケーション。香港の展示会・見本市で商談後、そのまま珠江デルタ地域へ足を伸ばし、工場視察や買い付けに行けるのも香港の展示会の大きなメリットのひとつです。

香港ビジネス・ライト・ヒアキャンペーンで買い付けの出張をお得に
香港政府観光局MICE専門セクション「MEHK(ミーティング&エキシビション香港)」では、「香港"ビジネス・ライト・ヒア"キャンペーン」を実施中。香港で開催されるもので、キャンペーンに参加する展示会・見本市のいずれかにバイヤーとしてオンライン登録すると、WiFi、交通機関、ダイニング、アトラクション、ショッピングなど、様々な企業からの魅力的なスペシャル特典が受けられます。詳細やお申し込みは下記ウェブサイトにてご案内しています。
■香港ビジネス・ライト・ヒアキャンペーン>>

大規模な展示会で今後の業界動向や最新プロダクトをチェック!
業界の最新プロダクトや今後の動向をチェックするなら、より出展社数が多く、注目度の高い大型展示会が一番。香港では世界最大やアジア最大といった大型展示会が数多く開かれています。今後のビジネスに役立つ情報をチェックできる下記の展示会は要注目です!
●香港ウォッチ&クロック・フェア(世界最大の出展社数)
●香港ジュエリー&ジェムフェア(世界最大の展示スペース)
●香港ギフト&プレミアム・フェア(世界最大の出展社数)
●香港エレクトロニクス・フェア(アジア最大、世界第2 位)
●香港玩具&ゲームフェア(アジア最大、世界第2 位の出展社数)
●香港インターナショナル・ライティング・フェア(アジア最大、世界第2 位の出展社数)
●香港ハウスウェア・フェア(アジア最大、世界第3 位の出展社数)
●APLF皮革原料・素材・製造機器・技術展(アジア最大)
●香港ファッション・ウィーク 秋/冬(アジア最大)
●アジア国際果実・野菜マーケティング展(アジア最大)
●MIPIMアジア(アジア最大級)