太古〜静かな現代ベッドタウン

太古で電車を降りて歩き始めると、次から次に背の高いマンションが並ぶ街区に入り込む。
ここは一大住宅団地地区で、共働きの多い香港のためか日中でも人影が少なく静かなところだ。
しかも、エアコンが効いて固く閉じられた窓ばかりが延々と連続して、妙に整然としている。
猥雑なほど派手で活気がある香港とは異なるが、しかしこれも現代都市生活の風景ではある。
香港らしからぬ香港を歩いてから、電車の走る大通りに戻ると、賑やかで元気な空間にホッとする。

道路にあわせてゆるくカーブして、まるで電車の舞台に置かれた屏風のような古いビル。   超高密度都市香港でも、団地地区の公園ではゆったりと時が流れているようで、ホッとする。
   
太古城では同じような団地の窓が何千何万と連なり、
その下を古い電車が今日も走り抜ける。