長洲島(チュンチャウ島)は、香港島セントラルからフェリーで約50分のところにある小さな島。中国式のサンパンが行き交い、狭い路地には食堂や海産物屋が並ぶ、そんな昔ながらの中国の漁港風景を今に残しています。一方、島の東湾では海水浴やハイキングなどが楽しめ、リゾートエリアとして香港人にも人気があります。島には一台の車も見あたらず、のどかでゆったりとした雰囲気は、まさに香港の癒し系リゾートといったところ。いわゆる「海の家」やレストランもあり、安くて新鮮なシーフードが食べられます。
香港の夏の風物詩と言われるのが、ドラゴンボート・フェスティバル。このお祭りは、紀元前3世紀、海に身を投げた屈原という政治家を、彼を慕っていた漁民たちが船を繰り出して救おうとした行為に端を発しています。また、屈原の命日は端午節でもあったため、以来端午節にはちまきを食べて屈原の魂を弔うとともに、船で競争を行う習慣も生まれました。これがドラゴンボートレースの始まりです。

龍の頭と尾を持った伝統的なドラゴンボート(龍舟)によるレースは、この時期、香港の各地で開催されていますが、その中でもひときわ大規模に行なわれるのが「国際ドラゴンボート・レース」。世界各地から集まったドラゴンボート・チームと、地元・香港の強豪チームが入り混じって、熱い闘いを繰り広げます。2005年度は、6月18日(土)・19日(日)の二日間にわたり、チムサアチョイ・イーストのウォータフロントを舞台に開催される予定です。屈強な漕ぎ手たちが太鼓の音に合わせてボートを漕ぎ、水の上を切り裂くように進んでいく勇壮な風景は、圧巻の一言に尽きます。
開催日:2005年6月18日(土)〜19日(日)8:30-17:00
会場:チムサアチョイ・イーストのウォータフロント
競技種目:オープン、男女混合、女子
お問い合わせ:香港ドラゴンボート協会
旧正月
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※2004年以降の旧正月
2005年2月9日〜11日
2006年1月29年〜31日
2007年2月18年〜20日
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香港を含む中国人社会では、太陰暦でいう元日「旧正月」が1年の始まりにあたるとして、この時期を盛大に祝うのが習わしになっています。旧正月が近くなると、各家庭では大掃除をしたり、縁起の良い札や飾りを飾ったりと、新年を迎える準備に大忙し。大晦日には家族みんなで食事をし、三が日は『利是』(ライシー)と呼ばれるお年玉をあげたり、『ニンコウ』(※日本で言うお餅)を食べたりしながら、家族と一緒に過ごします。
旧正月の間は、街全体がなごやかなお祝いムードに包まれる一方、以前ほどではありませんが、お店やレストランもクローズするところが多くなりますのでご注意ください。
「それじゃあ、この時期に観光客が行ってもつまらないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、この時期は、旧正月ならではのイベントが目白押し。2004年度は、華やかな装飾を施したの山車とパフォーマンスグループが街を練り歩く「ニューイヤー・ナイト・パレード」や「旧正月競馬」、花火大会、花市などが開催されました。日本のお正月を満喫したら、今度は香港ならではの旧正月を体験してみてはいかがですか?
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そもそも旧正月って?
そもそも旧正月、旧暦とは何のことでしょうか。普段私たちが使っている暦は、地球が太陽の周りを一周する日数を基にした『太陽暦』、いわゆる新暦というものです。一方、中国で使われている旧暦というのは、月の満ち欠けを基準に太陽暦の要素を加えて作られた『太陽太陰暦』という暦で(この暦は日本でも明治時代まで使われていました)、この暦の1月1日に当たる日を“旧正月”と呼び、中国を始め、香港やシンガポールなど世界中の中国人社会が休日となり、お祝いをします。ちなみに旧暦の1年間は353〜355日と新暦よりも日数が短いため、元旦が毎年変わります。2005年は新暦の2月9日が旧正月元旦になります。
旧正月のタブー
旧正月にはお祝いをする一方で、旧正月にすると良くないと言われる、いわゆる“タブー”もあります。たとえば、「元旦には髪を洗わない」(=昔は男女とも長髪だったため、洗うといつまでも乾かず、身だしなみが整えられなくなるから)、「スープを飲まない」(=“汁”が“執=おしまい”と同じ発音なので)、「掃除をしない」(=福も掃きだしてしまうから)などなど。洗髪しない、などはさすがに今では気にする人は少ないようですが、歴史や故事を重んじる香港ではこうしたエピソードは枚挙に暇がありません。
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