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1年中食べられるようになった“冬の名物”ボウ仔飯

 

▼ここ2年ほど、香港で驚くほど増えているのが、“私房菜”と言われるレストラン。その言葉から察するとおり、それは香港流“プライベート・レストラン”のことを指します。私房菜の特徴は、ビルやマンションなどのこじんまりとした一室をリニューアルして、看板のない隠れ家風にしているところ。客席は多くて40席ぐらいなので、友人の家に招かれたような、家庭的な雰囲気を味わえるのが魅力です。オーナーは、グラフィック・デザイナーだったり、歌手だったりと、料理好きが高じて、本業以外
でオープンするケースが多いのだとか。どの店もコース料理がメインで、たいていはその日の食材を使った、シェフのお任せメニューが中心。何が出てくるかわからない楽しさと、穴場的な雰囲気がウケて、今やOLや芸能人、食通の間ですっかり人気となっています。実際の数は40軒とも50軒とも言われていますが、正確な数を把握できないのも、“プライベートレストラン”だからこそ。広告も出さず、雑誌の取材に応じても住所を載せず、口コミだけで広まっている店が多く、逆にそれがファンの心をくすぐるのかもしれませんね。
 このプライベート・レストラン、香港ではあまりに増えてブームになってしまったため、最近では政府まで介入するようになったとか。開店ライセンスの取得を義務付けるのはもちろんのこと、定員数を18名までにする、営業時間は毎日3時間のみ、テイク・アウトは禁止、などの条例を定める検討もされているようです。まさに、政府を巻き込んでの一大ブームとなった感のある、香港の私房菜。人気の店は半年待ちも当たり前なので、旅行者にとってはなかなか難しいところですが、香港最新の食文化を体験したい人は、ぜひ一度足を運んでみてはいかが?

 

『●(喜喜)宴』
オーナー兼シェフは、香港在住のグラフィックデザイナー。もともと料理好きで、友人などを手料理でもてなしているうちに、それなら店を作ろうということで2年前にオープンしたとか。上海、北京、四川など中国各地はもちろん、タイや日本などで食べ歩きした経験を元に、中国の素材を取り入れたアジアン・フュージョンを作り出す。デザイナーだけに、見た目にもこだわり、美しい盛り付けには定評がある。芸能人なども数多く訪れるため、住所や電話などは掲載できないのが残念。どうしても行きたい人は、口コミや紹介などで店探しにトライしてみて。

場所:ワンチャイ
料金:HK$360〜(1人)
営業時間:水曜〜日曜の20:00〜
予約:ミニマム6人、マキシマム46人(ただし、予約は半年待ちを覚悟で。キャンセルが出れば入れることも)

 
 
 

『思家菜』
テレビやラジオで人気の香港人タレント、梁思浩さんがパートナーと一緒に開いた創作中国料理店。小さいころから料理を作ってきたという梁さんは、芸能界に入ってからも、旅や料理番組のナビゲーターを務めるほどの食通として知られている。料理はプロのシェフによるものだが、梁さんがアイディアを出したり、厨房に入ることもあるのだとか。ほかの店では味わえない、こだわりの料理に出会えるはず。

場所:ワンチャイとチムサアチョイ
料金:HK$250〜(1人)
営業時間:19:30〜23:00(火曜日休)
予約:ミニマム2人、マキシマム38人(予約は一ヶ月前に)
Tel:(852)2865-5998
Fax:(852)2866-6993
Email:private_pro@sinatown.com

月休み
Tel:(852)2895-6991
 

『活色生香』
昨年の5月にオープンしたばかりの私房菜。CDやVCDなどのパッケージデザインを出掛けるグラフィック・デザイナー、ビンセント・クーさんがオーナー兼シェフ。母親が上海人ということもあり、上海・杭州の家庭料理を得意とするビンセントさんだが、そこにクリエイターならではのアイディアが加わり、今までにない独創的な料理に仕上がっている。口コミで評判が広がり、はじめは知人だけだった利用客も、今ではチョウ・ユンファが常連になるほどの人気ぶり。会社の退職パーティや、誕生パーティなどのパーティスペースとしても使われている。

場所:ワンチャイ
料金:HK$250(1人)
営業日:水曜〜土曜
予約:ミニマム6人、マキシマム36人
Tel:(852)6032-2843
Fax:(852)2376-1650
Email:shanghaidelight@yahoo.com.hk

 

前菜盛り合わせ(左)と
蓮ともち米のデザート

 

※当ページでご紹介した価格、メニュー等は、予告なく変更される場合があります。詳細は直接店舗のほうにお問い合わせください。また、情報の内容には万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。この情報に基づいて被ったいかなる損害についても香港政府観光局は一切責任を負いかねますのでご了承ください。