香港迷のおすすめ

超級香港迷インタビュー
SCOOBIE DO オカモト“MOBY“タクヤさん

男性リピーター代表!
MOBY流・ちょっとDEEPな香港の遊び方

香港=女子旅でしょ? なんて思っていたら大間違い。
本気で楽しめるランニングコースから酒処まで、男性にこそおすすめしたい遊び方が、たくさんあるんです!

初めての香港で出会ったシャコのおいしさに衝撃を受けて以来、香港に“ドハマり"しているというSCOOBIE DOのオカモト“MOBY“タクヤさん。2012年には香港マラソンに出場し、近年は滞在中も朝ランを楽しむという香港迷。そんなMOBYさんに、おすすめのランニングコースやグルメスポット、男性目線で選ぶイチオシ土産などをお聞きしました。

ランニングで香港の朝を満喫!

――前回のインタビューで街やグルメの魅力をたっぷりと語っていたMOBYさん。今回はより突っ込んだお話をお聞きできればと思います。まずは、香港好きが高じて、フルマラソンにも出場経験がおありとのことですが…。

香港マラソンは、ぼくの生涯初マラソンだったんですよ。本格的に走り始めて3年目ぐらい、「次はフルマラソンもいけるかな」と思っていたときに、香港でもマラソン大会があるということを知りました。日本から事務局への申込みには抽選はないし、香港だったらそこそこ土地勘もあるし、なによりゴール時点がビクトリア・パークだというのも都合がよかったんです。……というのも、ぼくが定宿にしているホテルが、ビクトリア・パークの目の前なんですよ。だからマラソン後もさっとホテルに戻れてラクだなと。日本からの参加者向けにツアーパックもあったのですが、ぼくは何度か通っていたので、自分で飛行機とホテルをとって、大会の申込みをしました。

――コースを実際に走ってみて、いかがでしたか?

高低差がかなりあってけっこうキツかったですが、目抜き通りを走っていると沿道の人たちが応援してくれて、励みになりましたね。その日は天気もよくて、景色も最高で……あまりにも気持ちよくて上ばっかり見ながら走っていたのか、脚よりも首が先に痛くなりましたから(笑)。
当時のスタートは尖沙咀(チムサアチョイ)のミラホテルの前だったんですが、途中から高速道路に入ります。さらに、いつも空港から市内に来るときに通る青馬大橋を渡るんですよ。(現在は青馬大橋の手前で折り返し)でっかい吊り橋の途中まで行って折り返してくるので、高所恐怖症の人は注意です(笑)。そして最後は、香港島につながる海底トンネルの中も走ります。ここも普段は歩行で立ち入れないので、本当に香港を愛するマニアの方にはおすすめかもしれません。

――MOBYさんは普段の香港旅行でもランニングをしているそうですね。おすすめのコースはありますか?

香港島でよく行くのは、銅鑼灣(Causeway Bay)のビクトリア・パークの向かいの運動場。ここにはランニングやウォーキングができる1周400mぐらいのトラックがあるんです。朝に、太極拳をやっているおじいさんとか、運動器具でトレーニングしているおじちゃんを見ながら、10周ぐらい走ると気持ちいいんですよ。そのまま近くにある大坑(Tai Hang)エリアまで走って、お粥かサンドイッチを食べて帰ります。

――走ったあとに朝食を楽しむなんて、素敵な朝の過ごし方ですね。では、九龍エリアではどうでしょうか?

ビクトリア・ハーバー沿いの、工事が終わってきれいになったアベニュー・オブ・スターズから続くチムサアチョイ・ウォーターフロント・プロムナードがおすすめですね。海が見えますし、3~4kmぐらい信号がないから走りやすいです。香港マラソンに出る前日にぼくも走ったのですが、レース前のトップランナーたちがここで練習していました。このあたりのエリアもまた、おいしいお店が多くて、朝食も楽しみなんですよね。ぼくのお気に入りは「鶏記(ガイゲイ)」の幅広麺と鶏団子です!

MOBY流・香港旅の楽しみ方

――ミュージシャンのMOBYさんにお聞きしたいのが、香港の音楽事情です。通っているお店やスポットはありますか?

最初は音楽に関してそれほど期待していなかったんですが、調べていたら、どうやら一軒いいレコード屋があるらしいと。それで行ってみたのが「White Noise Records」。日本はもちろん、世界各国のアンダーグラウンドのレコードやCDが新品でも中古でも沢山揃っていて、香港で唯一といえるくらいマニアックな店です。いまの香港のグッド・ミュージックも、ここに行けばわかります。興味がある方は是非行ってみてください。
毎年11月に開催される都市型のフェス「Clockenflap」も、いいアーティストが来ていると話題で、ぼくの周りでもリピーターが多いです。日本からもSuchmos('18年)とか水曜日のカンパネラ('17年)が出演していたり。街の中心地でやるからアクセス抜群だし、おいしい飲食店が周りにあるのも最高。いつかぼくのバンドでも出たいなあ…!

――お酒もお好きとのことですが、香港ではどのように楽しんでいますか?

ぼくはやっぱりビールが中心かな。お店で飲むのはもちろん、サンミゲール、ブルーガール、ハルビンなどのビールをスーパーで買っておいて、昼間からプシュッと開けたりしています。日本で飲むと薄めに感じるサンミゲールも、香港の気候に合うのか、ものすごくおいしい。ブルーガールもドイツビールなのに、なんでこんなに香港にハマるんだろう?(笑) おつまみは、脆脆銀魚が気に入っています。シラスを素揚げした感じのスナックで、延々食べられちゃいますね。

――昼から部屋でビールというのもツウですね。ではお店で飲むとしたら、どこがおすすめでしょうか?

定番だけど、最近一番好きなのはジントニックの専門店「Ping Pong Gintonería」。古い建物をリノベーションしたおしゃれな空間で、若者も多くて、まさに“いまの香港”が見られる感じがいいんです。

中環(セントラル)にある有名な屋台「盛記」もうまいですよね。お店の前にはダダーっと適当にテーブルが並んでいて、仕事を終えた地元のおじさんたちが、飯を食べながらがぶがぶと、すごい量のお酒を飲んでいて…。香港の人はあまりお酒を飲まないと聞いていたんだけど、この光景を見たときに、飲む人は飲むんだと知りました(笑)。香港人の友人に教えてもらった香港ならではのお酒の飲み方は、紹興酒に山盛りのレモンスライスを入れて、ぐしゃぐしゃにして飲むという飲み方。最高なんですが、べろんべろんになるので、翌日のことは保証しません(笑)。

――男性目線でのお土産情報も教えてください。MOBYさんが毎回「これを買って帰る」というものはありますか?

まず買い物で大切なのが「着いたその日に買う」こと。ぼくはだいたい香港に夜に到着する便を利用するのですが、ホテルに荷物を置いて、夕飯を食べたら、そのままお土産を買いに行くんです。そうすれば滞在中に「あとであれを買わないと」ってモヤモヤしなくてすむでしょ?
必ず買うのは、「Colgate」の歯ブラシ。これは歯ブラシの裏側で舌が磨けるところが気に入ってリピートしています。それから滞在中に使うシャンプーとコンディショナー。ホテルのものでは心もとないし、こういう生活用品を買うと「住む」感じが味わえるんです。
あと、コーヒーと紅茶が混ざった香港ならではの「鴛鴦茶」や定番の香港式ミルクティーのパウダーは迷わず箱買い。香港クノールの調味料「麻辣鮮露」も大好きですね。鍋に入れると、普通のしゃぶしゃぶも一気に火鍋になっちゃいます。李錦記(リキンキ)というメーカーの麻婆豆腐の素も3個でHK$15位なので、お土産として配るのにも重宝しています。

――買い物を初日にすませるというのは、滞在を効率よく楽しめるコツですね! 他にも何か旅のコツがあれば教えてください。

街歩きの際は「思いついたらそのときに」を大切にしています。「そういえば、この近くにあのお店があったなあ」って思い出したら、そのときに行くんです。「あとで寄ろう」「あとで食べよう」と思っていても、タイミングが合わず結局行けなくなってしまうことが多いので。
それから、帰国日は早めにホテルのチェックアウトをするのもポイント。香港駅あるいは九龍駅でインタウンチェックインをして、先に荷物を預けてしまいます。身軽になって、そこからアウトレットに行ったり、お土産を買い直したりと、最終日をぎりぎりまで楽しむ。香港の街って、帰国直前まで目いっぱい遊べるシステムになっているのが嬉しいですよね。
ちなみに、ぼくは空港で出国手続きと手荷物検査を終えたら、飛行機に乗る前に売店でBonaquaという水のボトルを買っています。これで日本でも香港の余韻が楽しめるんです!

――最後の最後まで楽しみ尽くすとは、さすがです! これからも香港迷として、さらにディープなお話を聞かせてくださいね。

はい! でも、他の超級香港迷の先輩方と比べたら、ぼくなんてまだまだですので……(笑)。いまは、知らない街をひとつひとつ、スタンプラリーのように巡っています。街のド真ん中にあるハッピーバレーの競馬場や、島でできるトレイルランニングも気になっていますし、香港には行ってみたいところが尽きないですね!

オカモト”MOBY”タクヤ

SCOOBIE DO ドラマー
。ファンクバンド、SCOOBIE DOのドラムを担当。2006年に初めて香港に旅行してシャコのおいしさに感動し、香港迷への道へ。渡航回数は10数回、自身初のフルマラソンは香港マラソン。


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掲載情報は、2019年4月時点の内容です。