Hong Kong Asia's World City

麺類と粥

麺類と粥

麺類と粥はほぼ同じ店内で食べることができます。麺と粥を両方出す伝統的な料理店の中には、入口脇に麺用と粥用に2つの専用オープンキッチンを備えた店もあります。

シンプルなでんぷん状のものから、野菜や肉の入った軽めのものまでいろいろな種類があり、粥に具材を入れて煮込む火鍋料理もあります。香港では、さまざまな麺類や粥が24時間楽しめ、夜食としても人気です。

おすすめメニュー

最も一般的なものからいくつか選びました。

広東風粥

中国全土で食べられる粥ですが、広東風ほど手の込んだ粥は他にないでしょう。生の具材を沸騰した粥に入れ、それぞれの風味が全体に広がるまで柔らかく煮込みます。

広東風粥

潮州風粥

広東省潮州から来た潮州人は、独特の方言や料理を香港に持ち込みました。違いは、ベイビーオイスターなど新鮮な魚介類の使い方にあります。潮州粥は、調理後蓋をして30分から1時間置くことで、柔らかく香り豊かに仕上げます。

潮州風粥
ご存知ですか?

蓋をして粥を煮る潮州粥の調理法は、船で海に漁に出るときに粥を鍋に入れて持って行く習慣があった潮州人漁師の家族が偶然発見したものと言い伝えられています。この一家は、あるとき海賊に襲われましたが、冷静さを失わなかった漁師の妻が、帰路の食料を確保するため、出来立ての粥の入った鍋を毛布にくるんで隠したそうです。海賊が去った後、取られずに済んだこの鍋を見た一家は、毛布にくるむことで粥が一層美味しくなるこの嬉しい効果を発見したそうです。

スープ入りビーフン

ビーフンは、スープとともに牛肉や魚のすり身団子を添えていただくのが一般的です。広東風の肉団子やフィッシュボールは西洋のものとは食感が違います。肉をミンチにする代わりに、細かくなるまで叩くことでなめらかな食感になるのです。

スープ入りビーフン

ワンタン麺

伝統的なひとくちサイズのワンタン(中華ダンプリングの一種)は、香り豊かな出汁と、コシのある麺と一緒にいただきます。ワンタンの餡は、海老7割、豚肉3割でつくるのが理想的です。

ワンタン麺

ビーフ炒麺

香港では、米粉でできた麺か、卵と小麦粉でできた麺が多く使われます。調理法は星の数ほどありますが、炒麺が最も人気があり、なかでも牛肉と炒めたビーフ炒麺は最も一般的なメニューの一つです。

ビーフ炒麺

車仔麺

メニューから選ぶだけでは飽き足りないなら、いろいろな具材の組合せが自由に選べる車仔麺が一番のおすすめです。もともとは1950年代、露店の売り子向けの食べ物でした。具材の数や種類が選べ、値段もお手頃です。

車仔麺

まぜ麺

コシのあるインスタント麺を、唐揚げやきざみネギなどの具材とまぜて食べる習慣は、1970年代に香港で始まったようです。パパッとできて美味しいこのメニューは、まさに香港にぴったりです。

まぜ麺